食中毒防止のポイントとは

☆食中毒予防の大原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」です。

☆これらのポイントをきちんと行い、家庭から食中毒をなくしましょう。

ポイント1 食品の購入

■肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮な物を購入しましょう。

■表示のある食品は、消費期限などを確認し、購入しましょう。

■購入した食品は、肉汁や魚などの水分がもれないようにビニール袋などにそれぞれ分けて包み、持ち帰りましょう。

ポイント2 家庭での保存

■冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

■冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意しましょう。めやすは、7割程度です。

■冷蔵庫は10度C以下、冷凍庫は、-15度C以下に維持することがめやすです。

ポイント3 下準備

■台所を見渡してみましょう。ゴミは捨ててありますか? タオルやふきんは清潔なものと交換してありますか? せっけんは用意してありますか? 調理台の上は かたづけて広く使えるようになっていますか? もう一度、チェックをしましょう。

■井戸水を使用している家庭では、水質に十分注意してください。

■手を洗いましょう。

ポイント4 調理

■調理を始める前にもう一度、台所を見渡してみましょう。下準備で台所がよごれていませんか?タオルやふきんは乾いて清潔なものと交換しましょう。そして、手を洗いましょう。

■加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう。
加熱を十分に行うことで、もし、食中毒菌がいたとしても殺すことができます。めやすは、中心部の温度が75度Cで1分間以上加熱することです。

■料理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が食品に付いたり、増えたりします。途中でやめるような時は、冷蔵庫に入れましょう。
再び調理をするときは、十分に加熱しましょう。

ポイント5 食事

■食卓に付く前に手を洗いましょう。

■清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつけましょう。

■温かく食べる料理は常に温かく、冷やして食べる料理は常に冷たくしておきましょう。めやすは、温かい料理は65度C以上、冷やして食べる料理は10度C以下です。

ポイント6 残った食品

■残った食品を扱う前にも手を洗いましょう。
残った食品はきれいな器具、皿を使って保存しましょう。

■残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けして保存しましょう。

■時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう。(厚生労働省)