2023タッチタイピングマスターを目指そう!のページ
タッチタイピングとは
タッチタイピングはキーボードを見ないで打つ技法です。
タッチタイピングを習得するメリットとは
タッチタイピングを習得するメリットは何でしょうか。それは目線の動きに関係します。
タッチタイピングをマスターしていないと、例えば、下書きをした原稿をパソコンに打ち込んでいくという作業を考えてみましょう。原稿に、「南(みなみ)の島(しま)の青(あお)い海(うみ)」とあります。その部分をパソコンに打ち込んでいきましょう。そのときの目線の動き等は、次のようになります。
1 原稿を見ると「南の島の青い海」とあるので、覚える。
2 キーボードを見ながら打つ。
3 画面を見ると「見何のうにのあ多い産み」などと表示されている。
4 キーボードを見ながら打ち直す
5 画面を見ると「南の国の青い海」と表示されている。
6 原稿を見る
7 画面を見る
8 「南の国」を「南の島」に直さなければならない
9 マウスを「国」の後ろでクリックして「BackSpace」キーを押す。
10 キーボードを見ながら「島」とうつ
これではいつまでたっても帰れませんよね。
でもタッチタイピングをマスターしていれば、次のようなステップになります。
1 原稿と画面「だけ」を見ながら打つ
キーボードを見ないだけで、これだけステップが減るのです。
これなら残業を減らして家にすこしでも早く帰ることができるのではないでしょうか。
マスターするためには
「なんだか難しそう」「自分にできるわけがない」「なんだかこわい」と思う方もいるかもしれません。でも順番に練習していけば、かならずタッチタイピングができるようになります。
実は、ピアノの教授法と同じで、タッチタイピングは、パソコンなどなかったタイプライターの時代から、既にトレーニング方法が確立されています。
しかし、ピアノの習得のように難しいものではありませんし、掘り下げて深めていくものでもありません。
また、しばらく練習しないからといって衰えていくものでもありません。自転車みたいなもので一回覚えれば、やり方を忘れることはありません。
しかし、学校の宿題はやりはじめないかぎり絶対に終わらないのと同じで、タッチタイピングはそれに特化した練習をしなければ絶対にできるようになりません。
サイトメソッドとタッチメソッド
従って、
・手元を目で見てキーを打つ技術(視鍵法 Sight method)
・手元を見ずにキーを打つ技術(タッチタイピング Touch method)
この2つの技術はまったく別物です。この点をまずよく覚えて下さい。
練習のポイント
・ローマ字入力でタッチタイピングを行う。
・練習中、絶対にキーボードも指も見ない(画面だけ見る)
・ホームポジションを守る 左手人差指を「F」、右手人差し指を「J」に置く。突起あり。そして左手の中指、薬指、小指を「D」、「S」、「A」の位置、右手の中指、薬指、小指を「K」、「L」、「;」へとそれぞれ置く。
・何かキーを打ったら、同じキーを打つ場合は別として、次のキーを打つ前に、原則として、ホームポジションにかならず戻す。
・タッチタイピングに慣れるまでは、仕事はいつもどおり見て打っても良いでしょう。(習得中は速度がかえって遅くなるため。)
・ある程度慣れたら、仕事でもタッチタイピングを使うとよいでしょう。
基礎練習の重要性
3級→2級で伸び悩んでいる方は基礎練習が必要です。
↑上記のサイトで基本練習を行って下さい。
googleで”touch typing”で検索すると出てきます。
※途中で登録を求められますが、登録しないでも次に進めます。
自分をあきらめずに、マスターをめざしてがんばりましょう!
ローマ字タイピング 基本コース(初心者向け)
練習は次のような順番で行って下さい。
http://azby.fmworld.net/usage/lesson/keyboard/typing/basic/roma.html
↑まずはここからやってみて下さい。(自宅で行うこともできます。「富士通タッチタイピング」で検索)
順番は次のとおりです。
「キー配置を覚えよう!」の、「中段」→「上段」→「下段」
「各指の動かし方を覚えよう!」の、「右手人差し指」→「中指」→「薬指」→「小指」→「左手人差し指」→「中指」→「薬指」→「小指」
一日の練習終了前に「今日の基礎トレ」にチャレンジ
実力アップコース(初心者~中級者向け)
http://azby.fmworld.net/usage/lesson/keyboard/typing/improve/roma.html
単語→短文→長文
タイピング技能試験模擬試験 特級を目指そう!
https://web.e-typing.ne.jp/fujitsu/mock/index.asp
タッチタイピングはあくまでも手段ですが、トップ目指してがんばってみるのも良いでしょう。